栗田工業(本社:東京都中野区 社長:門田 道也)は、Global Water Intelligenceが主催する「Global Water Summit 2017」において、「Water Company of the Year」のDistinction Awardを受賞しました。
Global Water Intelligence(以下、GWI)は、世界の上下水道や海水淡水化、産業用水等に関するニュース発信や分析レポートを行う世界的な調査・コンサルティング会社です。GWIが2007年より毎年主催するGlobal Water Summitは、世界各国の政府機関や水関連企業等から代表者や専門家など約600名が出席し、最新の水ビジネスの発表や意見交換が行われる世界で最も大きな水関連国際会議の一つとなっています。また、本Summitでは、GWIが毎月発行する「Global Water Intelligence Magazine」の購読者(世界80ヵ国、約20,000人)による事前投票により、10区分からなるGlobal Water Awardsの受賞企業およびプロジェクトが選出されます。
当社は、4月24日からスペインのマドリードで開催されたGlobal Water Awards 2017の授賞式において「Water Company of the Year」のDistinction Awardの表彰を受けました(下写真)。「Water Company of the Year」は、Global Water Awardsの受賞対象区分の中で最上位の賞であり、世界の水関連企業(数千社規模)から、GWIの各種調査により、当年度に最も顕著なパフォーマンスや優れた事業・サービスを生み出した企業を2社(Winner 1社、Distinction 1社)選出します。今回、当社が受賞したDistinction AwardはWinnerに次ぐ位置付けとなります。
このたびの当社受賞にあたっては、欧州および北米での水処理薬品事業の買収により世界市場でのプレゼンスが飛躍的に向上したこと、IoT無線通信技術を活用した水使用量のモニタリングとビッグデータ解析によるサービス事業を展開する米国ベンチャー企業に出資して新たな顧客価値の提供に取り組んでいること、超純水供給事業に代表される独自のBOO (Build-Own-Operate)ビジネスモデルを海外市場や新たな市場に展開したことが、高く評価されました。
当社では今後もお客様の課題解決を通じて、新たなサービスやビジネスモデルを創出し、付加価値の高いソリューションの提供に努めてまいります。