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ボイラ効率の維持・改善によりCO2排出削減に寄与する「ドリームポリマー®」が第49回日化協技術賞において「環境技術賞」を受賞

2017年5月26日

    栗田工業株式会社(東京都中野区 社長:門田 道也)は、一般社団法人日本化学工業協会が主催する「第49回日化協技術賞」において、「環境技術賞」を受賞しました。

    このたび受賞した当社技術は、ボイラ設備を清浄な状態に維持し、省エネルギーに貢献する多機能ポリマー素材「ドリームポリマー®」です。

    「ドリームポリマー®」は、ボイラ水処理において従来のスケール(*1)分散効果に加え、除去効果を併せ持つ画期的な水処理薬品素材です。ボイラの伝熱管に付着するスケールを速やかに除去して熱伝導率を維持するとともに、カルシウム等のスケール成分が含まれている蒸気凝縮水などを、ボイラ給水として再利用することも可能にし、CO2排出量を飛躍的に削減することができます。
    「日化協技術賞」は、優れた化学技術の開発や工業化によって化学産業ならびに経済社会の発展に寄与した事業者を表彰する制度です。「ドリームポリマー®」の優れた効果が環境負荷低減に著しく効果があり、科学技術の進歩に寄与したものとして評価されました。
    「ドリームポリマー®」を配合したボイラ薬品は、2014年の上市、販売開始以降、年間200件を超えるペースで納入実績を拡大し、現在、国内で1,000件を超えるお客様にご採用頂いております。またASEANを中心とした海外でも納入実績が伸びており、今後は北米市場や中国などグローバルでの拡販も目指しております。

    当社では今回の「環境技術賞」受賞を励みとし、お客様の環境負荷低減と水に関する課題解決に向けて「ドリームポリマー®」の販売をさらに推進していきます。

    *1:スケール:カルシウムや、シリカなどの成分が析出し、ボイラ内に付着したもの。
    伝熱効果を著しく低下させ、ボイラの燃費や耐久性を悪化させる。

    【参考】関連プレスリリース:
    ボイラ水処理向け スケールの分散効果と除去効果を併せ持つ多機能ポリマー素材「ドリームポリマー™」を開発
    ~ボイラ設備を常に清浄な状態に維持し、さらなる省エネルギーに貢献~(2014年5月23日)

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