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当社子会社Kurita Europe GmbHの一部事業譲渡に関するお知らせ

2018年8月10日

    栗田工業株式会社(本社:東京都中野区 社長:門田 道也)は、7月31日開催の取締役会において、当社子会社であるKurita Europe GmbH(本社:ドイツ 代表:山家 伸吾)のアルミナ化合物事業(*1)をLIVIA Corporate Development SEの子会社であるBlitz 17-630 AG(ドイツ 以下「LIVIA社」という)に譲渡することを決議し、8月3日付でKurita Europe GmbHとLIVIA社との間で事業譲渡契約を締結いたしました。事業譲渡期日は本年9月30日を予定しております。

    Kurita Europe GmbHのアルミナ化合物事業は、2015年にドイツのBK Giulini GmbHおよびその関係会社より、水処理薬品事業、紙プロセス薬品事業とともに買収した事業です。当社グループの中核事業ではなく、当該事業の売却が今後の収益性改善につながるとの考えに基づき、このたびの事業譲渡契約の締結に向けた検討を進め、LIVIA社との合意に至りました。

    尚、当社連結決算への影響につきましては、2019年3月期第1四半期決算において、本譲渡に伴う損失見積もり額2,869百万円を特別損失(事業譲渡損失引当金繰入額)に計上しております。当社では現在、政策保有株式について保有の見直しを進めており、第2四半期連結会計期間以降に投資有価証券売却益の計上が見込まれるため、2019年3月期の連結業績予想値に変更はありません。

    当社グループは、本年度よりスタートした中期経営計画「MVP-22(Maximize Value Proposition 2022)」において、成長投資の促進と収益性の改善に注力して取り組んでおります。今後も選択と集中を進めながら事業ポートフォリオを最適化し、成長が見込める事業に経営資源を投入することで、確固たる収益基盤を持った企業グループとしてさらなる成長の実現を目ざしてまいります。

    1. (*1):

      アルミナ化合物を製造・販売する事業です。排水処理用の無機凝集剤や土木用薬剤などの商品を有しています。

    2.  

       

      (参考)2019年3月期第1四半期決算短信

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