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第17回 高校生科学技術チャレンジ(JSEC2019)に協賛、「栗田工業賞」を贈呈

栗田工業株式会社(本社:東京都中野区 社長:門田 道也)は、朝日新聞社およびテレビ朝日が主催する科学技術の自由研究コンテスト「第17回 高校生科学技術チャレンジ(Japan Science & Engineering Challenge、 以下 JSEC2019)」に協賛し、ノートルダム清心学園清心女子高等学校(岡山県)の前田彩花さんの研究「イネの吸水機構 ~植物が最も吸水できる時間とは~」に、「栗田工業賞」を贈呈しましたので、お知らせします。

高校生科学技術チャレンジ(JSEC)は、理数教育の増進に資することで科学技術水準の向上を目指し、2003年より実施されている科学技術の自由研究コンテストです。幅広い分野から研究作品を募り、専門家による書類審査とプレゼンテーション審査で優秀な作品を表彰します。当社は、JSECの活動趣旨に賛同し、持続可能な社会の実現に向けて取り組んでいる社会貢献活動の一環として、本年度初めて協賛を行いました。

JSEC2019では、全国の高校および高等専門学校から267の研究作品の応募があり、予備審査、一次審査を経て、12月14日(土)、15日(日)に日本科学未来館で最終審査会が行われ、グランドアワードをはじめとする各賞が決定しました。「栗田工業賞」には、水と環境に関わる研究として、植物の吸水機構に関する研究を行ったノートルダム清心学園清心女子高等学校(岡山県)前田彩花さんの研究「イネの吸水機構 ~植物が最も吸水できる時間とは~」が選ばれました。

今後、当社では「栗田工業賞」の受賞者に対し、国内の研究開発拠点「クリタ開発センター」での施設見学や当社の研究者との交流を図る機会を提供する予定です。
なお、JSEC2019の上位入賞者は、2020年5月に米国・アナハイムで開催される国際大会ISEF(International Science and Engineering Fair)に日本代表として派遣される予定です。

クリタグループは今後も、社会貢献活動の一環として、未来を担う若年層の教育支援を推進し、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

「栗田工業賞」受賞者

受賞者 ノートルダム清心学園清心女子高等学校(岡山県) 前田 彩花さん
タイトル イネの吸水機構 ~植物が最も吸水できる時間とは~
概要 アジアイネの吸水の日周変動や、吸水機構に関わる蒸散およびアクアポリン(※)の発現量の変動、根の水透過性について調査し、吸水量の変動が起きる要因、植物本来の吸水能力が最も発揮される時間帯について考察した。

※アクアポリン
細胞膜や液胞膜に存在する細孔を持ったタンパク質。水のみを選択的に通過させるという特殊な機能を持ち、細胞への水の取り込みに重要な役割を果たしている。

press191217_img_01ノートルダム清心学園清心女子高等学校
前田彩花さんのプレゼンテーションの様子

press19191217_img_02表彰式の様子

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