栗田工業株式会社(本社:東京都中野区、社長:門田 道也)は2020年7月、「Water Resilience Coalition(以下、WRC)」に設立会員として参加しましたのでお知らせします。
WRCは、国連グローバル・コンパクト*1 のイニシアチブの一つであるThe CEO Water Mandate*2 が新たに設立した団体で、世界各地域の水ストレス*3 下にある流域において産業界主導で水資源の保全に取り組むものです。
当社は、創業以来70年以上、一貫して「水」に関する事業を展開し、企業理念「"水"を究め、自然と人間が調和した豊かな環境を創造する」の実現に向けた取り組みを推進しています。このたび、WRCの目的や活動は当社企業理念に沿うものと考え、同団体へ設立会員として参加することとしました。
当社グループは、WRCへの参加を通じ、様々な企業や団体とともに世界の水資源の保全に取り組み、SDGs(持続可能な開発目標)の達成と企業理念の実現を目指していきます。
なお、当社はこれに先立ち、2020年6月に国連グローバル・コンパクトに参加、また同年7月、The CEO Water Mandateに署名しています。
以上
WRCの詳細はこちら(英語):https://ceowatermandate.org/resilience/
*1:「人権」「労働」「環境」「腐敗防止」の4分野における企業や団体の自発的取り組みにより持続可能な成長を実現するための世界的な枠組み。2000年に発足し、2020年7月現在で15,000社近い企業および団体が署名・参加しています。
*2:水利用の目標を定め、水不足と衛生問題に国際的に取り組むイニシアチブ。2007年に発足し、2020年7月現在で170社以上が署名しています。
*3:人口一人当たりの最大利用可能水資源量が1,700m3/年を下回る状態。