栗田工業(本社:東京都中野区 社長:門田 道也)は10月8日、Global Water Intelligence(以下、GWI)が主催する「Global Water Awards 2020」において、「Water Company of the Year」のDistinction Awardを受賞しました。当社の同賞受賞は、2017年に次ぎ2回目となります。
Global Water Awardsは、水処理に関する世界的な調査・コンサルティング会社であるGWIが発行するGlobal Water Intelligence MagazineやWater Desalination Reportの購読者による投票で、受賞企業およびプロジェクトを選出するものです。Water Company of the YearはGlobal Water Awardsの中で最上位の賞であり、世界の水関連企業から、当年度に最も顕著なパフォーマンスや優れた事業・サービスを生み出した企業を2社(Winner 1社、Distinction 1社)選出するもので、今回、当社が受賞したDistinction Awardは、Winnerに次ぐ位置付けとなります。
同賞の授賞式はGWIが主催し、水ビジネスに関連する国際的な会議の一つであるGlobal Water Summitにて行われる予定でしたが、今年は新型コロナウイルス感染拡大のため本Summitの開催は延期され、オンラインで結果が発表されました。
このたびは、当社が2019年度に実施した、米国での水処理薬品・装置の製造・販売会社や、米国、英国でのRO膜(逆浸透膜)に適用する水処理薬品の製造・販売会社の買収による世界市場でのプレゼンス向上および、グローバルでの事業基盤の強化が評価されました。また、IoT を駆使した節水ソリューションを展開する米国ベンチャー企業への戦略的投資、さらには国際宇宙ステーション/「きぼう」日本実験棟向け「水再生技術実証システム」の開発と実証試験の開始など、技術力を活かした新たな価値創造への取り組みも受賞理由となっています。
当社グループでは今後も社会との共通価値を創造し、より価値の高いソリューションをお客様に提供していくことを目指します。
- *Global Water Summitについてはhttps://www.watermeetsmoney.com/をご覧ください。
- *Global Water Awards 2020についてはhttps://globalwaterawards.com/をご覧ください。