栗田工業株式会社(本社:東京都中野区、社長:門田 道也)は、東京都昭島市に、新たな研究開発拠点「Kurita Innovation Hub(クリタイノベーションハブ)、以下『KIH』という」を4月1日付けで開設しました。KIHは、国内外のお客様や研究機関をはじめとするステークホルダーとのつながりにより多様な知を融合させ、社会・産業の課題を解決するイノベーションを生み出すための拠点です。KIHのネーミングコンセプトである「社内外の多様な人々が集い、つながる、技術革新・社会変革の中心地(ハブ)」の実現に向け、様々なステークホルダーとの交流・協働を通じてイノベーション創出の加速を目指してまいります。
KIHは、既存の研究開発施設であるクリタ開発センターから機能を移管し、水と環境に関する最先端の実験設備・分析機器とともに、高純度かつ大量の超純水を供給できる最新の超純水製造装置や最高水準の清浄度を誇るクリーンルーム等の検証設備を有しています。さらに、水処理に関する技術・ノウハウの習得やお客様・社会の課題を解決できる人材を育成するための研修設備も備えています。また施設全体としては、環境負荷低減、CO2排出量を削減できる地球環境に配慮した拠点を目指しています。水を循環利用できるシステムや、施設全体の水処理と空調の冷熱システムを統合した省エネ・CO2排出量削減に寄与するシステムの導入、電源には再生可能エネルギーを100%活用する等、環境に配慮した設計としています。
当社グループは、KIHをグローバルな研究開発体制における中核拠点に位置付け、様々なステークホルダーとのイノベーション共創により、社会や産業の課題を解決するソリューションの提供を通じて、企業理念「“水”を究め、自然と人間が調和した豊かな環境を創造する」の実現を目指してまいります。
KIH玄関
研究開発施設の外観
名称 |
Kurita Innovation Hub(クリタイノベーションハブ) |
事業開始日 |
2022年4月1日 |
所在地 |
東京都昭島市拝島町3993-15 |
センター長 |
長谷部 康 |
所員数 |
約400人 |
面積 |
敷地面積30,112.33m2、延床面積38,395.02m2 |
建物構成 |
Technology Innovation Center(略称TIC、研究開発施設):5階構造1棟ほか Technical Education Center(略称TEC、複合機能を有する施設):3階構造1棟 |