栗田工業株式会社(本社:東京都中野区、社長:江尻 裕彦)は、このたび、日本国内における水処理薬品の販売や装置のメンテナンス・サービスを主な事業とする当社グループの国内販売事業会社等(以下:国内販社)11社を2024年4月1日付で再編することを決定しました。具体的には、11社ある国内販社のうち、クリタ関東株式会社およびクリタ関西株式会社を存続会社とし、両社が9社を吸収合併するとともに、両社の商号を変更します。
当社グループは、中期経営計画PSV-27(Pioneering Shared Value 2027)において、多様な産業に対して事業を通じた社会との共通価値創造の強化を図ることを目指し、CSVビジネス(*1)をグローバルに拡大することを重点施策の一つとしています。このたびの再編は、本施策をスピーディーに推進するためのものであり、日本国内の一般水処理市場におけるCSVビジネスのさらなる拡大に向け、水処理薬品とメンテナンス・サービスを一体化したワンストップ営業による顧客現場との接点強化を図るとともに、国内販社の垣根を越えた好事例の共有・水平展開を迅速かつ効率的に実現する体制を構築します。
当社グループは、お客様の事業活動の課題に寄り添うパートナーとして、CSVビジネスをはじめとしたソリューションの創出・提供を通じ、節水、GHG削減、および廃棄物の資源化・資源投入削減に貢献し、持続可能な社会の実現を目指していきます。
再編後の新たな国内販社2社の概要は、以下のとおりです。
新商号 |
クリタ東日本株式会社 |
クリタ西日本株式会社 |
設立年月日 |
2024年4月1日(予定) |
2024年4月1日(予定) |
存続会社 |
クリタ関東株式会社 |
クリタ関西株式会社 |
消滅会社 |
クリタ・ビーエムエス株式会社、 クリタ北海道株式会社、クリタ北関東株式会社、 クリタ・ビルテック株式会社(計4社) |
クリタ東海株式会社、クリタ北陸株式会社 クリタ明希株式会社、クリタ山陽株式会社 クリタ九州株式会社(計5社) |
本社所在地 |
東京都渋谷区(予定) |
大阪府大阪市西区(予定) |
株主 |
栗田工業株式会社(保有比率:100%) |
栗田工業株式会社(保有比率:100%) |
注)*1CSV(Creating Shared Value)ビジネス:従来に比べ節水、GHG排出削減、廃棄物の資源化または資源投入量の削減に大きく貢献する製品、技術、ビジネスモデルを「CSVビジネス」として定めています。
以 上